みなさんはどの自治体を受験しますか?
自分が生まれ育ったまちで働きたい!
憧れのあのまちで働きたい!
家から近い方がいいけど生活圏は外したいから隣の自治体がいい!
理由はさまざまあれど、なんとなくここを受けようかなーというイメージはあると思います。
そんなみなさんに今回は
こういう観点で受験先を決めよう!
というアドバイスができればなと思いますので、ぜひ最後までお読みください。
- 何を重視して仕事をするのかで決める
1番大事なことだと思います。仕事が第一なのか、あくまでもプライベートを充実させるための仕事なのかによって働く先をイメージするのにも影響します。というのも通勤の時間は結構バカになりません!
片道20分の通勤と片道1時間の通勤。往復にすると1時間20分もの差になります。
プライベートを充実させたい!という人がこの時間を趣味の時間に費やせたら…と考えるともったいないですよね。
そういう人はぜひなるべく通勤が短くて済むような自治体を選択肢に入れると良いと思います。
もちろん入庁してから引っ越すというのも一つですね。特に今住んでいるところにこだわりがないのであれば、引越し前提で考えるのはありだと思います。
- やりたいことが実現できそうかで決める
地方公務員になりたい!と思ったきっかけを考えて志望動機を作っていくと、自分がその仕事の中で何に取り組みたいかが明確になってきます。
志望動機の作り方に関する記事はこちら↓
各自治体では総合計画という、将来自分たちのまちをこうしていく!という姿を記した計画が策定されています。これに紐づくものとして基本構想、実施計画と言われるものが作られて、さらに個別事業に関する計画が定められているものもあります。
総合計画>基本構想・実施計画>個別計画
この各種計画をさまざま見比べて、自分が取り組みたいことに近いことをやっている自治体を第一志望にするという決め方です。
各課題に対しての認識や姿勢が自分なりに見えてくると思います。その中でここで働こう!というイメージができるところを志望して、深めていけると良いのかなと思います。
- 試験日程などの募集状況で決める
一見不純な動機に見える決め方です。
とにかく受かりやすそうな自治体を第一志望にするという決め方です。各自治体の採用に関するページでは直近の採用試験案内が掲載されているところが多くあります。また、など公務員試験情報をまとめているページもあります。
こういったページで情報を集めて、倍率が低い・募集人数が多い傾向がある自治体を受験の対象とするという決め方です。
とにかく地方公務員として働きたいんだという人におすすめの決め方です。公務員試験の多くは各自治体で独自に試験手法を採用するとはいえ、いわゆるA日程(6月の第4日曜日が試験日の試験)に採用試験の日をぶつける自治体が多いです。
これは選考途中での辞退をなるべく避け、この段階で志望度が高い受験者に絞っていこうという考え方からだと思います。選考をするにも予算が必要です。せっかく選考をして良い人材を確保したと思っても辞退されてしまうと無駄になってしまうので、合理的な考え方でもあります。(このあたりの予算の感覚は入庁してから嫌というほど考えさせられます。)
本当に地方公務員になりたいのであれば受験する自治体は多い方が良いです。練習にもなりますし、傾向が掴めると質問の応対などでも自信がついてきます。なので、この方法で決める決めないにかかわらず、近隣自治体の試験日程は要チェックです。
今回は受験する自治体の選び方について書いてみました。ぜひみなさんの持つ視点で、どの自治体を受験して、どこを第一志望として働くか考えてみてください!
では、また。